gistはweb上でソースコード(の一部)を共有したり、再利用するためのwebサービスです。
設定ファイルの書き方やプログラムのわからないところを聞くときなど、コードの一部を共有したいという欲求はコンピュータエンジニアであれば誰もが遭遇することと思います。これまではIRCやブログのコメント欄にソースコードをコピペするなどしていたわけですが
etc… といった問題がありました。
gistを使えば全ての問題が簡単に解決します。
リンクを開いて画面上のテキストエリアにコード片をペーストし、[create public gist]ボタンをクリックするだけです。
このように、ブログに埋め込むこともできます。
シンタックスハイライトはC、Perl、Python、Ruby、PHP……といった主要な言語に対応しています。
view raw リンクから生のファイルとしてダウンロードすることもできます。
gitを使っている人なら更に便利に使うことができます。一個一個のgistはgitリポジトリになっているので、自分のマシン上にcloneすればweb画面からではなく自分の好きなエディタで編集してそのままpushすることができます。
実はgistはこれ単体で一つのwebサービスではなく、githubの一機能となっています。githubはgitリポジトリのホスティングサービスで、JavaScriptやRubyのライブラリや数々のオープンソースのプロダクトがこのサービスを利用してソースコード管理を行っています。
gistにはソースコード管理機能だけではなく開発者同士が繋がるSNS機能が盛り込まれており、開発者同士の連携をとりやすくなっています。gitやgistが便利だと感じたらgithubの利用も考えてみてください。