このところ、とても忙しくなって、書くペースが落ちてしまった。
というのも、R&D部門が新しいオフィスに移動作業中だからなのだ。
真新しいビルが用意され、そのビルの一室に入ることになった。
場所は、なんと、電気通信大学の100周年記念キャンパスの中になった。
キャンパス名に100周年記念キャンパスということで、どこか東京の郊外、不便なところにキャンパスが出来たわけではなく、元のキャンパスと道一つ(甲州街道)隔てた場所にある。
電気通信大学(電通大)については、いまさら説明することもないだろう。
Wikipediaで調べるのも良いと思う。
アンリツの前進である安中電機製作所内に1916年にできた無線講習所が本来の起源だと思うが、公的機関としてスタートしてから100年を100周年ということになっている。
無線が一気に世界の注目を集めたのはタイタニック号の沈没により、無線の重要性、情報通信の重要性が認識されたのだった。
それ以来、無線&通信はどんどん進歩し、今のインターネット時代を支えている技術である。
有線の通信だけだったら、インターネットはここまで幅広く使われることはなかっただろう。
歴史的なことは、電気通信大学の同窓会である
目黒会ウェブマガジンの記事が詳しい。ということで、ITの根幹の技術をずっと担ってきた電通大の中に研究拠点を設けて、新しいことができるかなと思っているところだ。
キャンパス、建物はこんな感じで、ずいぶん立派なんだ。
2017年春に竣工し、この春から使い出したので、ピカピカである。
新しいだけではなく、実は、色々面白い仕掛けというか、いろいろあるのだが、今回は1つだけ紹介しよう。
ネット上でも話題になっている通り、ここの1階には電子パーツを売る24時間営業のコンビニ・セブンイレブンが入っている。
さすがに電通大内のコンビニだけあって、工具やテスター、パーツなどが置かれているコーナーがあるのだ。
調布、府中、、、などで夜に電子部品が欲しいとなったら、秋葉原まで行かなくても、調布で入手可能なのだ。
甲州街道に面しているので、とても分かりやすいと思う。
実は、これだけではなかったのだが、それについては別の機会に紹介しよう。