どうも。AZUREソリューション部の土田です。
現在パブリックプレビュー中のAzure Blockchain Workbenchをテスト運用する上で、調査・研究した内容を随時公開していきます。
今回は、テスト環境を運用するのに必要な料金について共有します。
予算感の参考になれば幸いです。
2018年10月現在、Workbenchを新規作成すると、以下のリソースが生成されます(公式ドキュメントより)
リージョンを東南アジア(一番日本に近い,執筆時)、VMサイズをF1にして生成すると、概ね月額34000円程度です。
内訳の大部分は以下の2つです
これでも予算は下りますが、もうちょっとコスパよく、Visual Studio サブスクリプションの特典内でできる構成・管理方法を検討しました。
テスト環境には過剰なリソースを調整してみます。GA時には作成時に変更可能になってるかもしれません。
App Serviceプランはベーシックで十分なので、大幅に節約できます。また、初期作成ではledger nodeが2インスタンス作成されるので1インスタンスに減らします。分散型台帳とは一体…
これで、Visual Studio EnterpriseのAzure特典でほぼまかなえます。
昨今は一にも二にも働き方改革です。働き方改革と言っておけば仕事がもらえます。
テスト環境を24時間動かす必要はありません。土日はお休みですし、夜になったら帰ります。
とりあえず、平日の10:00~20:00だけWeb App,VMを稼働するようにすれば、月額7500円程度です。
これで、同じ金額で2つのテストネットワークを使った開発ができるようになりました。
Automationを使えば、リソースの割り当て管理を自動化できます。設定方法などは別記事でまとめたいと思います。