2019年 01月 29日
プログラムでは、以下のように # を使うことがある。
この # をシャープと読んでいる人をよく見かけるが、それって正しいのだろうか?
の2つが存在し、一方がシャープで、もう一方は違う呼び方をする。
右肩上がりと、右に傾いているので、形が違い、文字コードも違うので違う文字である。
そもそも、シャープってどういう形だっただろうか。シャープというからには、音楽記号のはずである。 どう見ても、右肩が上がっている。
ということは、(1)がシャープであり、(2)は違うようだ。
そして、(2)の方が、プログラムで出てくる#に近い。
さらに、キーボードの刻印も(2)であるはずだ。
# は元々はナンバーサインと呼ばれていた。そして日本では、井桁という呼び方があった。
# はハッシュとも呼ばれる。 # を付けることでハッシュタグにするのは知られているはずだ。
そして、英語では、普通 hash と言われ、シャープと言われることは無いようだ。
# を正式にシャープと呼ぶなどという正式な決まりはどこにも存在しないはずだが、それが非常に広まってしまっている。
逆に、# をハッシュと言うと、日本国内では通じない可能性が高い。
まあ、困ったものだが、そういう風になっているので、気をつけよう。