Mathematica 本来の機能である数式処理などを試してみた


2019年 04月 08日

Mathematica が Raspberry Pi で動くということで、ちょっと遊んでいるというか、調べている。

Mathematicaは、本来が数式処理システムなんで、さまざまな方程式を解いたり、曲面のグラフィックス表示をしたりは得意である。

今回は数学について色々なことができる、宿題の問題だって楽勝でできるなどのさわりを紹介しようと思う。

Mathe-FuncWave-Graph3D.png

曲面を表す式と値の範囲などを指定するだけで、こんな3D表示が簡単にできる。
もちろん、Raspberry Pi3+ で表示できる。

こんな簡単な曲面でなくてもOKで、さらに複数の曲面が空間で交わっていても大丈夫。さらに曲面毎に色を変えたり、透明度なども細かく調整ができるが、そんなことを延々と書くと切りがないのでやめる。

数式というのだから、例えば2次方程式を解いてもらいたいとかあるだろう。そして、係数がa,b,cのまま解いてくれれば、解の公式が得られるはずだ。

Mathe-Equation-2d.png

ということでやったら、ちゃんと公式が出てきた。

ついでに、3次方程式でやってみた。

Mathe-Equation-3.png

気の遠くなるような3つの解がちゃんと出てきたが、確認するのは面倒なので省略する。

ここまで出来るのなら、相当面倒な、ちょっと解く気になれないような定積分をやってみよう。
まあ、色々世の中にはあるのだが、ラマヌジャンから取ってきた。(実際にはWolframの解説書の中にあったものだ)

Mathe-Math-Ramanujan-1.png

πはπのまま近似などなしで計算されて出てくる。

WolframAlpha計算知能のページがあり、数学関係の説明がたくさん載っている。

数学に関して書くとキリがないのだが、そのあたりの説明はネットに沢山転がっているので、Mathematicaの数学関係の話は今回で終わろうと思う。
MathematicaがせっかくRaspberryPiに載っているのだから、もっと他のことを調べてみようと思っている。