日本の18 歳人口が下降の一途をたどる中で、大学は省コストの、永続的でコンパクトな学校運営を求められています。学生サービスの向上とコストの削減を同時にかなえる大学の ICT環境を考えたとき、クラウド化は有効な手段の一つでした。
そこで国士舘大学では、国内の大学では初めての改革に取り組みました。
履修状況を提供する教育支援、入学事務、教務事務、学生生活サービス、人事・給与システム、就職支援システム、図書館システム (OPAC)、学術リポジトリ、eラーニング、電子掲示板やチャット、メールサービスや Web ストレージのポータルなど、学内のほぼすべてのシステムを「フルクラウド化」することを決定したのです。
そして当社は、その一大プロジェクトを全面的にサポートいたしました。
全学システムをフルクラウド化したことにより、国士舘大学様は「コスト削減」と「サービス拡充」という相反する 2 つの目的を両立させることができました。
全学システムをフルクラウド化したことと、保守にかかる労務を外部委託する形にしたことで、ICT関連にかかるコストは従来とくらべて大幅に削減しています。
また、ICTによって学生サービスやeラーニングといった、学生向けサービスを充実させたことにより、他大学との差別化を図ることにも成功しました。
「いつでも、どこでも、誰とでも」。インターネットが使える環境であれば全てのサービスが利用できることは、学習環境の向上を、ひいては教育力の向上をもたらします。学生の ID を入れれば、学部学科情報から、出席状況、図書館利用、成績まで一連の学習状況が把握できます。
また、学内 SNS を利用することで、教員と学生、または学生同士のコミュニケーションを活性化させることにも寄与しました。システムが、大学と学生をつなぐ密接なコミュニケーションのツールとして必要不可欠になっています。
クラウドシステムを取り入れることで実現した「教育環境の充実」と「経費の削減」。
今後はさらに「社会貢献」にもつなげて行きたいと考えています。
創立当初より変わらない「教育」への思い、そして社会に貢献する人材育成への思いが込められた国士舘大学の学びをさらに強化するため、クラウドシステムも成長を続けます。
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