業績 −創業来最高売上高を記録しました


2011年 10月 17日

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売上高 (億円) 4.8 7.5 7.2 7.8 10.2 12.6 12.8 10.5 13.7 11.7 11.9 15.7

業績 -創業以来最高の売上高-

2008 年 (平成 20 年) 9 月のリーマンショックによる世界的金融危機に伴う世界同時不況の到来は日本経済をも直撃し、IT 業界も含め、あらゆる業界に大きなダメージを与えました。

売上が毎期更新中であった当社においても、2008 年 10 月期 (第 11 期) が 13.7 億円に対し、リーマンショック後の 2009 年 10 月期 (第 12 期)、2010 年 10 月期 (第 13 期) と 2 年連続して 12 億円弱と 12% 程のダウンを余儀なくされました。

しかしながら、同業他社に比して一割程度のダウンで凌げたのは当社のビジネスモデルである「システムを生み、守り、育てる: システムライフソリューション (SLS)」による IT システムを介したお客様との永続的パートナー関係が功を奏したと自負しています。

リーマンショックの傷も癒えはじめた今期でしたが、東日本大震災、原発事故と世界を揺るがす大災害が発生し、せっかく立ち直りかけた日本経済に大量の冷水を浴びせる形となりました。

そのような中でも、当社は今期に 35% 増の過去最高の売上を達成しました。その要因をいくつか挙げてみます。

1. 先端技術へのチャレンジ

当社の社風である先端技術へのチャレンジ 特にリーマンショック時の低迷期にチャレンジブルなオープンソース技術、Microsoft 技術を習熟し日本初の技術取得会社としてブランド化。

2. 文教公共市場で多数の実績

文教公共市場 (大学など)、大企業への企画提案活動 先端技術を背景にフレームワーク化、IT サービス化をはかり積極的に企画提案活動を実施。ほとんどは大手メーカ、大手 SI ベンダーとのコンペ。Windows Azure によるクラウドサービスで国士舘大学様など多数の実績。

3. 顧客からの安定したリピートオーダー

システムライフソリューション (SLS) 顧客からは安定したリピートオーダー。SLS の顧客数、金額も毎年増加。

4. コミュニケーションの効率化

お客様とのコミュニケーションは電話やメールから脱皮し、課題管理と連携した 「eviden (当社製品)」を活用。この結果、課題整理、追跡、進捗把握、情報共有が格段と向上。

リーマンショックとさらに引き続いた大震災は確実に日本経済にも大きな地殻変動をもたらしています。IT 業界ではそれがさらに顕著です。これは、今までの圧倒的なコンピュータ大手メーカー・大手 SI ベンダーの市場支配が崩れ始め、企画提案力、先端技術力、サービス力を背景にしたコストパフォーマンスの勝負により中堅企業も同じ土俵に登れることを意味します。

私達タイムインターメディアは、オープンソース技術、Microsoft 技術のどちらに関しても、常に最先端を追求し、それを背景にした IT サービスを企画し続けています。

そして、システムライフソリューションで責任ある IT サービスを永続的にお客様に提供し続けることで、日本の再生、グローバル化に深く寄与したいと考えています。