当社社員が「進化計算コンペティション・シンポジウム2020」にてトップ賞・奨励賞を受賞


2021年 01月 06日

2020年12月19日(土)〜12月20日(日)にオンラインで開催された、進化計算学会「進化計算コンペティション2020」「進化計算シンポジウム2020」にて、当社社員の高木 智章(たかぎ ともあき)が【単目的部門 トップ賞】、【多目的部門 トップ賞】、ならびに【IEEE Computational Intelligence Society Japan Chapter Young Researcher Award(奨励賞)】を受賞致しました。

進化計算コンペティション2020

進化計算シンポジウムと併せて開催される、企業から提供された「実世界の最適化問題」を解くことを競う大会です。
今年で4年目を迎えた本大会は、オンライン形式の競技が約1か月半にわたり行われ、参加者は性質の異なる問題を各部門、16問づつ解くことが求められました。
高木は単目的・多目的の両部門に参加し、全32問を競技時間内に回答することに成功。
8割以上の問題でスコア1位を獲得し、両部門共にトップ賞を授与されました。


進化計算シンポジウム2020

今年10回目の開催となる本大会には、企業・大学関係者などおよそ170名が参加。 35歳以下の若い研究者へ贈られる奨励賞を当社社員の高木が受賞致しました。
同賞は、論文審査および発表審査に基づき選考され授与される賞です。

発表内容

人工知能技術の1つである進化計算と推定方法との融合,及びその利用方法について


受賞論文

『目的関数空間の単位超平面を基準とするパレートフロント推定とその利用』
(英題:『Pareto Front Estimation based on Unit Hyperplane of Objective Space and Its Usages』)

受賞者プロフィール:

株式会社タイムインターメディア
AIソリューション事業部 知識工学センター
高木 智章(たかぎ ともあき)
電気通信大学大学院情報理工学研究科
博士後期課程在学中


2020年春、当社入社と同時に社会人大学院生として国立大学法人 電気通信大学博士課程後期に進学しました。 大学院では、進化計算を専門とする佐藤寛之研究室に所属。
当社ではAIソリューション部に所属しており、進化計算 「天啓|TENKEI」のコアエンジンの開発メンバーとしてAI、進化計算の社会実装に取り組んでいます。





「進化計算AIプラットフォーム 天啓|TENKEI」特設サイト