2021年 04月 20日
こんにちは。TIM人事部の上田です。
あっという間に4月になっていました!皆様はいかがお過ごしでしょうか?
近頃の上田ですが、念願(?)のエヴァンゲリオンの映画を、先月2回ほど観に行きました!!!^▼^
初回に1人で見に行ったときはその内容と情報量に圧倒されて、家についてもしばらくボーっとしていたのですが(笑)、2回目に家族を連れて行ったときはすこし余裕が出来ていて、初見でスルーしてしまった伏線やカット等に気づくこともあり、とても楽しく観ることができました。
あとはネットに広がる様々な考察を読んで、改めて「なるほどな~」と思うこともあったり……。次の休みには、ぜひ4DXにも挑戦してみたいです……!
それから、宇多田ヒカルさんが歌う主題歌も良くて……最近の出社日の通勤時には、ずっとこれを聴いてます^0^
……さてさて、前置きが長くなってしまいましたが、今回は久々に社員インタビューの記事をお届けします。
時間の流れは本当に早いもので、昨年、コロナ禍の真っ只中でTIMに入社してきた5名は、今月からはもう新入社員ではなく、2年目の先輩社員という位置づけになりました。
この1年間は慣れない社会人生活に加えて、リモート主体のワークスタイル等新たな取り組みも始まり、色々と大変なことも多かったのではないかと察します。そうした中で、入社から半年が経過した頃にはじめた「先輩社員インタビュー」では、趣味のこと、学生時代の思い出、今やっているお仕事のこと、在宅勤務のことなど、各々が得た様々な体験を、率直な言葉で聞かせてくれました。
その中には、現在就活中の皆様にとって、会社選びのヒントになることもあるかもしれません。
こちらの記事で、「2020年度入社の新入社員」のインタビューは最後となりますが、ぜひ今回もお付き合いいただけますと幸いです。
それでは石井さん、おねがいします!
\いあ!いあ!/
(分かる人には分かる感じの呪文……笑)
大学時代は、カメラを用いた透明物体の位置情報の取得方法の研究を行っていました。
たとえばペットボトルのような透明物体は、背景を透かしてしまうために、カメラでその輪郭を捉えるのが難しいとされています。また、それゆえに位置情報を取得する時によく使われている「距離測定センサ」が使えないという課題もあります。そこで私は、透明物体に光を当てた際に現れるハイライトをカメラで検知することで、物体の位置情報を特定する手段を考案しました。そして、それらを実践することで画像の処理方法や、様々なセンサの使い方についての知識を学びました。
その後は修士に進みましたが、ここでは少し路線が異なるゲームを対象としたAI(機械学習)の研究室に所属していました。この中で、私はいわゆる詰将棋や囲碁のような、ボードゲームのパズル問題を自動生成するAI開発を行っていました。
予め決められた駒が配置された盤面から、最善の一手をプレイヤーに見つけてもらうこと。それがこのようなパズルの目的ではありますが、解いていて楽しい問題を作るためには、より効果的な探索法を見つけ、高度な予測が可能な強いAIを実装する必要があります。
とても難しい課題ではありましたが、それと同時に取り組んでいて非常に面白いテーマでもありました。
IT/WEBエンジニア専門の「paiza」という求職サイトに用意されている様々な問題を解き、コーディングのスキルチェックを行って遊んでいたところ、それを見た弊社の担当者からコンタクトをもらったのが最初に知ったきっかけです。
その後自分で会社のことを調べたり、また説明会などで話を聞いてみると、私が知っているような有名なWebサイトへの関わりがあること、そしてAIを用いた先進的な取り組みを行っていること、またエンジニアが成長できる環境が整っていることを知り、志望する気持ちが高まっていきました。
Ruby on Railsを用いて、とある有名動画配信サイトの運用・保守を行っています。 コロナ禍ではよく「おうち時間を楽しく過ごす」というフレーズを耳にすることがありましたが、私が担当している動画サイトも例に漏れず、需要が高まっていたように感じます。
そのような中で、自分で実装を担当した箇所が初めてリリースに乗り、多くの利用者の方の目に触れるようになった時は本当に嬉しかったです。 逆に、仕事をしている中で上手くいかなかったこともあります。特に開発チームに入りたてで不慣れな頃は、会議で話している内容でピンとこないことも多く、中々話についていけなかったので、自分の意見を出せるようになるまでにかなりの時間がかかったように思います。
わからないことをわからないままにせず、勇気をもって声に出すことが重要だと身をもって感じました。
お客様の要望から仕様を決定し、そしてそれを技術的にどう実現するのかということを考えながら、チームで一丸となって開発に取り組んでいく。
そのような一連のフローを通して、エンジニアとしての能力の研鑽に励めるのが魅力だと思います。
開発チーム内で、もっと積極的に自分の意見を主張できるようになることと、日々移り変わってゆく技術の進化についていけるようになること。
そして、エンジニアとしての能力を今後より伸ばしていくことを目指しています。
「リーダブルコード ―より良いコードを書くためのシンプルで実践的なテクニック」
とても有名な本なので、きっと私以外にも挙げている方がいるのではないかと思います。
実は大学時代はロボコンに熱中していて、制御班に所属し、そこでチームでのプログラミングを行っていたのですが、その当時から愛読していた”バイブル”になります。
ロボコンには毎年ルールが変わるという大きな特徴があり、発表された新ルールに沿ってチーム内でアイデア出しや要件定義を行い、そこから実際に決められたモノを開発していく流れは、今やっている仕事と似通った部分があります。
そのためロボコンを通して、学生時代にこうした物づくりの一連のプロセスを学べたのはいい経験だったと思います。
自由で風通しの良い社風。そして、技術本やPC周辺機器の購入、および外部セミナーの参加費用の全額負担など、エンジニアの成長を支援する環境が整っている点が気に入っています。
仕事は基本的にリモートワークとなっています。
9時頃に業務を開始し、まずはSlackのメッセージの確認や、前日にチームメンバーが出しているコードの確認・レビューをします。
そこから11時半になると、チーム全員での”朝会”があり、メンバー同士の顔合わせと、自分が前日やったことや本日やる予定のタスクの報告、そして連絡事項の共有を行います。
朝会が終わった後は昼休憩(1時間程度)に入り、大体午後から本格的なプログラミングの時間に入ります。途中で会議等が入り作業を中断する日もありますが、入らなければこのまま業務終了まで、数時間ずっと作業を続けていることも多いです。
ちなみにリモートワーク下でのコミュニケーションというところでは、私の所属チームでは常にチームメンバー間で通話を繋ぐようになっています。 しかしいつでも喋っているという訳ではなく、普段はミュートにしておいて、わからないことがあった場合にマイクをオンに切り替えて声をかけると、それを聞いたメンバーの誰かしらが応えてくれるようになっていて、気軽に質問しやすい環境が整っています。
もともと学生時代から一人暮らしを長くやっていたので、就職に伴って上京してからもそこに大きなギャップを感じることはありませんでしたが、未だに東京の人や物の多さには驚かされます……。
よって都会の満員電車もまだまだ不慣れなので、おそらく通勤で毎日揺られていたら非常にストレスに感じたかもしれませんが、入社から現在までリモートワークが続いているので、そこは安心して過ごせています……。(笑)
ただどうしても食事が偏りがちなところがあり、日々自己管理が難しいなと感じています。
趣味については、最近はTRPG(テーブルトークRPG)に時間を費やすことが多いです。これはSwitch等のハードを使うゲームとは異なり、想像力を働かせながら、プレイヤー同士で言葉を交わして進めるゲームになっています。
共通のルールブックやサイコロ等の道具があれば、ネットを通じて距離が離れている友人達とも遊ぶことができるのが魅力です。
本当は始めたばかりのボルダリングにも行きたいのですが、いかんせんこのご時世なので、悲しいことにほとんど行けていません……。
初任給では、大きなPCモニターを買いました。自分でもともと持っていたモニターと合わせて、いまは縦に2枚並べて使用しています。 個人的にモニターの数は業務効率に大きく関わると考えているのですが、現状はこの2枚使いで仕事・普段使い共に非常に捗っています!
もともとは畑違いな分野にいて、そこから入社を経てWEB開発に携わるようになりましたが、そんな私でもすぐに開発チームに馴染むことができました。まだまだ学ぶことだらけの毎日ですが、それを楽しみながら仕事ができていることが何より幸せです。
タイムインターメディアならば、これからもエンジニアとして力強く成長していけそうな気がしています!ありがとうございました!!
石井さん、お忙しい中インタビューのご協力ありがとうございました~!^▼^
んだかんだきちんと石井さんが生活の中で気を使っている様子が見えてきて、逆に何もやっていない上田は「ウッ……」となるところがあったりします……笑
この新年度は、もう少し(在宅勤務で鈍りつつある)身体を動かすことを意識したいと改めて思いました……。
それでは、また次回の記事で!
社員インタビュー一覧