2023年 05月 31日
こんにちは!TIM人事部の上田です。
ちょっと……いやものすごくお時間が経ってしまったのですが……(すみません)今回の記事では2023年の入社式の様子をお届けします!
ちなみに、毎年会場に設置しているお祝い用のお花ですが、今年は春らしくピンク色のものにしてみました。よく見ると桜の木の枝も差さっているんですよ!
花はまだ蕾の段階ではありますが、新入社員のフレッシュな姿とどこか重なるような気もして、「趣があるなあ……」と上田は(勝手に)しみじみと思っていました。
昨年同様、まずは大矢社長のお話からスタートします。
『現在のTIMでは、だいたい年間100ぐらいのプロジェクトが進行していて、その殆どが1人でやるプロジェクトではなく、複数人で開発を進めています。その中でも大きい規模のものであれば、10名~20名ぐらいのチームを組むことになります。そうすると、プログラムを書く人以外に、マネジメントを担っている人もいれば、Webデザインを担当している人、テストを担当している人等様々な人がいて、そうした人と人との関わりからプロジェクトは進行していきます。
ひたすら我武者羅にプログラムを書いていても、良いシステムは完成しません。良いシステムを作り、プロジェクトを成功させるためには、プロジェクトのメンバー1人1人が共通の認識を持つことが重要です。
では、プロジェクトの全員が共通の認識を持つためには、どうしたらいいと思いますか。分かりやすいのは、システムの設計書や、お客様との打ち合わせを記録した資料を用意することだと思いますが、どうしてもこうした「文字情報」だけでは、行間に記されていない細かい意図や、思いが抜け落ちてしまうことがあります。そうした足りない情報は、メンバー同士のコミュニケーションで埋めていく必要があります。
入社後、実際のプロジェクトに入ったら、きっと全体会議を始めとした様々な打ち合わせに皆さんも参加することになると思います。もしかしたら、その頻度の多さに驚くかもしれません。ですが、そうした機会にしっかりとコミュニケーションを取り、行間にある「見えない」情報を拾って理解し、仕事を進めてもらいたいと思っています。
ただ、コミュニケーションと言ってもそこは仕事上のものなので、勿論「好きなように喋ればいい」というものではありません。自分が今置かれている状況を正確に伝えるスキルが必要です。たとえば仕事でつまずきが発生している場合は、自分はどこまでが理解できていて、逆にどこからが理解できていないのか。調べた限り、考えられる手段はこれだと思うが、これで合っているだろうか。……そんなことを相手に伝えられるのが理想ですが、こうして言葉で喋っていることも、実際にやってみようとすると案外難しいものです。これはすぐすぐに身につけられるスキルではないので、仕事の中でそうした「訓練」もぜひしていってもらいたいと思います。』
とても真剣な表情で、耳を傾ける新入社員のおふたり。
TIMは全社的にリモートワークを推奨しておりますので、入社後はお顔を直接合わせて話す機会はなかなかに少なく、基本的にはZoomを用いたWebミーティング、あるいは社内で広く用いられているSlack等のチャットツールを使った間接的なコミュニケーションがメインになってくるように思います。
今回大矢社長が話されていた「行間にない思いや、見えない情報を拾うことが大切だ」ということを、上田自身も改めてしっかりとこころに刻んでおきたいと思いました。
そして、入社式に参列していただいた各事業部長の方々からも一言ご挨拶をいただきました!
DI(デジタルイノベーション)事業部長の、石田さん。
『DI事業部の石田です。ご入社、おめでとうございます。 DI事業部では、Microsoftの技術をメインとしたシステム開発を行っています。ここ数年は特にAzureに特化していて、Azure上にフレームワークを載せたり、あるいはAzure上にプロダクトを作っています。たとえば、図書館システム「BABEL」がそれにあたります。 ほかにも、Azure上に業務システムを作るプロジェクト等も担当しています。 ただ、Azureの活用だけが我々のやりたいことではなくて、新たな技術を使ってイノベーション(変革)を起こすということを事業部の目標にしています。近年ではAIの活用等にもチャレンジしていて、デジタル市場に新たな価値を生み出せたらと思っています。よろしくお願いします。』
文教ソリューション事業部長の、小谷さん。
『文教ソリューション事業部の小谷です。よろしくお願いします。 お二人とも、入社おめでとうございます。 文教ソリューション事業部は、名前の通り学校関係のシステムの開発をメインとした事業部です。TIMは元々オープンソース系の開発を行う会社でしたが、Microsoftと協力し、国士舘大学様で使用されている教務システムを開発したことを足がかりに、今では全国各地の教育現場に、様々なパッケージシステムを提供しています。毎年5月に東京ビッグサイトで行われる「教育ITエキスポ」にも参加していて、そこで各システムの展示・紹介をしています。ご興味があればぜひ、足を運んでみてください!』
そしてSLS(システムライフソリューション)事業部の、本多さん!
『SLS事業部の本多です。ご入社、おめでとうございます。 先程お二人の事業部長がお話をされていましたが、我々の事業部はパッケージなどは持っていません。TIMが創業した時からやっていた、基本的な昔ながらの「SI」の仕事をしています。お客様からの要件を聞いて、都度都度それに合った技術を選定し、時代に沿ったシステムをお客様に提供するということをしています。 お二人は我々の事業部に配属されるということなので、細かいことは追々説明していけたらと思います。一緒に頑張っていきましょう!よろしくお願いします。』
CTOを務めている小宮さんからもご挨拶をいただきました。
『CTOの小宮健(たけし)です。同じ名字の方が社内にいるので、下の名前をとって「こみけん」と呼ばれていたりします。(笑) CTOは、「Chief Technical Officer」の略称です。技術分野の責任者ということなので、技術的なことで困ったことがあったら、なんでも相談していただければフォローします。 「技術をおもちゃにしよう」「とにかくおもしろくやろう」ということを考えているので、社内で勉強会などのイベントを開催して、エンジニア同士で楽しく技術のことを教え合ったりしています。 また、SLS事業部のプロジェクトのお手伝いもしているので、新入社員の2人とはチームメイトになると思います。なので、「なんか偉そうな人」ではなくて(笑)、チームメイトとして覚えてもらって、一緒に頑張れたらなと。よろしくお願いします!』
新入社員の2人からも、自己紹介と入社にあたっての意気込みを語ってもらいました!
そして最後は、恒例の記念写真撮影です!
これは……ものすごい笑顔だ……!
(撮影の時に島田さんが「ものすごい笑顔で」とリクエストをされていました^▼^)
今年の入社式、実はちょっとしたアクシデントも起こったのですが(笑)、お天気も良く、なにより最後は皆さんの笑顔で〆られたので、終わりよければすべてよし!ということにしたいと思います。
新入社員の皆さん、これから一緒に新しいタイムインターメディアを作っていきましょう!
どうぞよろしくお願いいたします!!
ちなみに……2024年入社の新入社員の採用も現在実施しています!
詳しい募集要項は、ぜひこちらからご覧ください★
それではまた次回の記事でお会いしましょう~~~!!!
最近、また「鬼滅の刃」が再燃しつつある上田がお送りしました。
(刀鍛冶の里編、めちゃくちゃおもしろい……)