RubyKaigi 2025 に参加してきました
SI部の toga です。
先日、愛媛県松山市で開催された RubyKaigi 2025 に参加してきました。RubyKaigi は、Ruby プログラミング言語に関する国際会議です。
今回で RubyKaigi への参加は 3回目、昨年の那覇に続き2年連続の現地参加となります。 本記事では、特に印象に残ったセッションを中心にレポートとしてまとめます。
印象に残ったセッション
Introducing Type Guard to Steep
https://docs.google.com/presentation/d/1VpFDEG0ZOghhvAYlTrthzD9QdlXbCbSn9MUd2FCGGC4/edit#slide=id.p2
- 弊社CTOのセッションを聴講しました!
- Steep に Type Guard 機能を導入することで、条件ブロック内の型が特定されるようになったという話でした。
MicroRuby: True Microcontroller Ruby
https://rubykaigi.org/2025/presentations/hasumikin.html#day2
- Raspberry Pi Pico 2 上で MicroRuby を動かすという内容のセッションでした。
- たとえば
puts "Hello"
のようなシンプルな処理では MicroRuby の動作が遅いが、実際のマイコン用途ではそういった処理はあまり行わず、より実用的な負荷がかかったときに、MicroRuby の設計が生きてくるという話が印象に残りました。(理解間違えてたらごめんなさい)
- 「ベンチマークの数字だけで評価するのではなく、実際のユースケースを踏まえて評価する」という視点が勉強になりました。
PicoRabbit: a Tiny Presentation Device Powered by Ruby
- この発表はLTだったのですが、Raspberry Pi Pico 2 上で mruby のみを使ってプレゼン資料自体を制御・表示しているところが印象的でした。
- いつか mruby でプレゼンスライドを作ってみたいです。
TIMのスキルアップ支援制度について
今回の参加も弊社の制度を利用して、交通費とチケット代、宿泊費の一部を支援してもらいました。RubyKaigi後に愛媛観光も十分に楽しみました。ありがとうございました。
おわりに
- RubyKaigi 2025に参加しました。セッションの内容は難しいですが、Rubyistが集まるお祭りのようなイベントで楽しめました。
- 次回は北海道函館市で開催されるそうなので、ぜひまた現地参加したいです。