4Kディスプレイが来たので、マウスサイズを変更(ubuntu)


2017年 09月 26日

4Kディスプレイが非常に安くなってきたこともあり、4Kディスプレイをubuntuマシンに繋いで使っている。
最近は、巨大合体ナンプレもubuntu上で作っているのだが、マスの数が非常に多く微細ななってきたので、4Kディスプレイは非常に助かる。欲を言えば、横方向だけ2倍の長さのディスプレイが欲しいところだ。

4Kディスプレイで見ると、全体を表示しながら作業できるので、作業がスムーズに進むのだが、ときどきカーソルが行方不明になる。
つまり、画素が細かくなった分、マウスカーソルのサイズを大きくしてくれないと、カーソルが非常に見難くなる。
たとえカーソルを動かしても、カーソルがどこを動いているのかわからないことがある。

Windowsだと、コントロールキーを押すと、カーソル位置を中心とした円が表示されるので、場所の特定が簡単だ。
でも、ubuntuでは、その機能はないらしい。

ということで、ネットで同様の件で困っていて、対処している人がいるのではないかと探したら、結構わさわさと説明がでてきた。

1. dconf-editorをインストールし、実行する。
sudo apt-get install dconf-tools

2. エディタ内のマウスカーソルサイズ指定部分の値(カーソルサイズ)を希望のサイズに変更する。ただし、その場所がわかりにくいし、面倒なところに隠されている。

スキーマ    org.gnome.desktop.interface
キー名     cursor-size
キー値     現在の値を、希望の値に変更する キー値を変更すれば、その値はセーブされているようだ。

3. 変更した設定をデスクトップに反映させるために、次のupdateを行う。
update-alternatives --config x-cursor-theme

たったこれだけであるが、知らないと我慢して使い続けるかもしれない。
この操作によってマウスカーソルが大きくなるのだが、一部のウィンド(アプリ)ではマウスサイズの調整を行っているので、すべてのウィンド上で同じサイズになるわけではなく、ウィンドウの出入りのタイミングでマウスが大きくなったり小さくなったりする。
不便だと思ったら、広い世界では誰かが問題解決してくれているものだ。マウスカーソルだけでなく、さまざまなものも変更できそうだが、以下省略。
参考ページ:[Ubuntu][自分用メモ] Ubuntu 12.10環境でマウスカーソルのサイズ変更を行う方法。