本日は、電気通信大学、通称電通大の「産学官連携DAY」の日であった。
学外に向けての公開であり、分野ごとの研究室ツアーがあったり、講演、セミナーがあったり、コンテストがあったりする。
さて、いきなり電通大の「産学官連携DAY」の紹介をしたが、実は我々は普段は、電気通信大学の次の建物にいる。
去年できたばかりのピカピカのビルで、1階にはコンビニもあり、とても便利である。
所在地は、京王線調布駅(新宿から特急で2駅)の北、徒歩5分から10分に位置し甲州街道に面する。
本社との距離は、徒歩も含めて約1時間である。
今年、電通大は創設100年を迎える。
そのための記念事業の1つとして、100周年記念キャンパスを整備し、産学連携を推進すべくベンチャーを中心とした研究系企業が集積するビルを計画して作ったのが写真のビルであり、この中に弊社の人工知能部門が入居している。
電通大は創設以来純粋電波系の大学であり、なかなか特殊な経緯をだどってきた大学であるが、インターネット、IT、IoT、AIなどに特化した、時代にピッタリの大学になっている。電通大に世の中が合ってきたというのが正しいだろう。
コンピュータ将棋やコンピュータ囲碁のメッカでもあった。今でも、コンピュータゲーム系、e-スポーツなども盛んに研究されている。
光科学では非常に有名であるが、電通大はそもそも電磁波関係に強いので、当然のことである。
今日は、研究室や、入居企業なども一緒に、あれこれ行う日であった。
また、企業が支援するコンテストもあり、賞金が出る。
電通大ではロボットはあちこちにあり、案内するロボットや、説明するロボットもいる。
小学生向けには、ダンボールで作るロボットがあり、小学生にプログラミングをダンボールロボットが教えている。
以前は、講師が教えていたのだが、ロボットがしゃべる方が小学生がちゃんと聞くので、ダンボールロボットが教壇に陣取り、講師は隅で見守るようになってしまったとのことだ。
秋には学園祭があり、そこでも多数の電波系大学の特徴を見ることができる。
それ以外にも、研究室公開日や、公開講座などが頻繁に開催される開かれた大学であり、無料のものも多い。
イベント屋が行う講習会などは非常に高額なことが多いが、電通大では第一線の研究者から無料か無料に近い金額でセミナー等に参加することができるので、ぜひ利用してみよう。
ということで、今回は、電気通信大学の一面を紹介した。