AIをいじっていると、どうしても計算時間で苦しめられるようになる。ちょっと勉強するにしても、何とか計算時間を短縮できないものかと思うようになる。
AIでは、大量の計算をCPUではなく、GPU(グラフィックプロセッサ)で行うことが普通だ。
また、大量のGPUが使えるクラウドサービスも色々ある。
東京工業大学のTSUBAMEのように、スパコンを細かく分けて使えるようにしているサービスもある。詳しくは、
TSUBAME計算サービスを参照のこと。運用状況なども公開されている。
しかし、もうちょっと身近に、かつ勝手に使ってみないと、細かいことを実感できないなと思っていると、こんなものが先日机の上に置かれていた。
GPUといえば、今は圧倒的に
NVIDIAが有名だ。多くのスパコンでも使われていて、Deep Learning は、NVIDIAのGPUの上で動いていると言ってもだいたい当たっている。
….などと考えていると、
マザーボードと、NVIDIAのGPUである
GEFORCCE GTX 1050Ti と、真っ赤なメモリが机の上に置かれていた。
CPUは、そのへんのをつければ動く。GPUでも超省エネの場合は普通のミニタワー型パソコンでも大丈夫だが、これは2スロット分の幅があり、電気もそれなりに食うので、電源がしっかりしているボックスでないとダメだ。
とりあえず、750ワットのケースの中身を入れ替えて、そこいらのi5を挿してみた。
電源を入れると、暗いケースの中で、GPUボードのLEDが怪しく光るようになった。ちゃんと動いているということだろうか。
ちゃんと動作しているかは、起動時にDELキーを押してBIOS設定画面に入ると分かりやすい。
どんどんグラフィカルな制御盤みたいになっていくな。
ということで、インストールについては、次回(GPU編)、書こう。