C#を使用したバックエンドの処理のコーディング
開発ツール | 使用用途 |
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C# | バックエンドの処理のコーディング |
8/23〜9/2の9日間、インターンシップに参加させていただきました。配属されたパブリックシステムソリューション部の方々に大変お世話になりました。私は以前からIT業界に興味を持っています。特にweb系と航空業界に関係するSEに興味があります。今回は、そのweb系にあたるタイムインターメディアにて、実務経験を通してこの業界の雰囲気や働き方を実際に知るキッカケにしたいと思い志望しました。初日は右も左もわからず緊張のスタートでしたが、社内の雰囲気や社員のフレンドリーな感じのおかげで馴染めるようになりました。
業務内容は「高専の入試システムおよび教務システムの構築」ということで、実際の開発の一部を担当させていただきました。インターンシップと聞くと「インターンシップ専用の課題が用意されていて、それに取り組む」ものだと思っていました。しかし、現在進行形のプロジェクトにアサインされて、実際の業務に携わることができました。これは滅多にない非常に貴重な経験ができたと思っています。
開発に使用した言語はC#、開発環境はMicrosoft社のVisual Studioです。プログラミングすることには全く抵抗はなかったのですが、C#については全くの初心者です。大学の講義でJavaを少々やっただけでしたので、オブジェクト指向に関する理解も殆ど無い状態でした。「コンストラクタってなんだっけ?クラスを継承するってなんだっけ?」そんなことばかりでした。アルバイトでHTML・CSSを使ったフロントエンドのコーディングの経験はありましたが、今回の業務では実際の開発経験がないバックエンドの処理のコーディングでしたので大変苦労しました。コーディングをする中で、「書きたいことは分かっているのに、どこにどうやってプログラムを書けばいいのかわからない」という状況が何度もありました。しかし、メンターの伊東さんへ質問をしたり、逆に声をかけてくださったりしてくれたおかげで不明な点を解決して無事にタスクを終わらせることができました。
また、一通りプログラムがかけたら、メンターの伊東さんに何度もレビューをしていただく機会がありました。しかし、“我流な”プログラムであるがため、わかりにくいプログラムができあがっていました。「開発後の運用時に何か修正があった場合に変更箇所が最小限にならないといけない」「誰が見てもわかるシンプルなコードを書こう」という伊東さんからのご指摘を受けてリファクタリングの作業も経験することができました。今までは、正直に「動くからOK」という考え方でしたが、このインターンシップを通して、“先の事を考えながら“プログラムを書くことの大切さを学びました。
9日間という短い期間でしたが、今回のインターンシップを通して得た経験は非常に貴重なものでした。そして、改めて自分の力不足を実感しました。企業で必要とされている能力は、しっかりとした基礎がありその上で幅広く様々なことを応用できる能力が必要であると感じました。また、この業界の雰囲気と学び方を知るという目的も達成することができたので良かったです。
最後になりますが、お忙しい中ご指導してくださった伊東さんを始め、OBの石橋さんやタイムインターメディアの皆様方に心より感謝申し上げます。ありがとうございました。